2024年4月19日 (金)

国分寺キッズステーションおはなし会 1才児クラス 2024年4月

<プログラム>
♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形)(身体遊び) ♪ことりさんがとんできて(手袋人形) ♪ちっちこっこ ♪たんぽぽ たんぽぽ  『ごぶごぶごぼごぼ』駒形克己作 福音館書店  『でんしゃくるかな』菊池チキ作 福音館書店  『てんてんてん』わかやましずこ作 福音館書店  ♪だんごだんごだんご ♪さよならあんころもち ♪終わりのうた くまさんくまさん(パペット人形)

<感想>
4月からの1才児クラスのお友だち、初めまして。これから5才児クラスまで毎月のおはなし会をよろしくお願いします。どんな感じのおはなし会になるかな~と思っていましたが、なんと20分間もやっていました。1才児は飽きっぽく、ひとつが終わるとあちこちに散らばっていきます。けれども好奇心が旺盛なため、新しい出し物を見せるとすぐにまた集まってきます。『ごぶごぶごぼごぼ』はとてもよく見ていました。「もういっかい!」らしき声(?)が上がったので、もう一回読みました。♪くまさんくまさんの身体遊びを最初にしたのですが、♪終わりのうたで人形を出して♪くまさんくまさんをすると、なんと、身体を動かす園児たちがいました!

2024年4月17日 (水)

国分寺キッズステーションおはなし会 4・5才児クラス 2024年4月

<プログラム>
♪はじまりのうた ろうそくぱっ ♪うぐいすのたにわたり(手袋人形) 『たんぽぽのたね とんだ』すうきゆりいか文 ごんもりなつこ絵 福音館書店  『ふくろにいれられたおとこのこ』山口智子再話 堀内誠一絵 福音館書店  『だれのなきごえかな?』ディック・ブルーナ作 福音館書店  ”世界でいちばんきれいな声”『おはなしのろうそく 11』東京子ども図書館図書館/編・発行  『ウシバス』スズキコージ作 あかね書房  ♪終わりのうた ろうそくぱっ

<感想>
♪うぐいすのたにわたりは、手袋人形の小鳥さんといっしょにみんなで「ホーホケキョ!」と歌いました。鳴き声は擬音の楽しさがあり、園児たちはすごく喜びました。『たんぽぽのたねとんだ』事実をありのままに真摯に描いている絵本。野原の雑草の中にいる感覚は心地よいものがあります。ひとりの男の子が「もういっかい!」と強く言い、他の子たちは「もう、いい」と言いました。けれども私がもう一度読むと、全員がとても楽しそうに絵本を見ていました。最後のページを読んだ時、女の子が「種はどこに行ったの?」と聞きました。種の皮はたんぽぽの芽の上にちゃんと描かれていました。

『ふくろにいれられたおとこのこ』は全員一致で「もういっかい!!」。主人公のピトシャンピトショという男の子がオニに捕まり、袋に入れられます。驚いたり怖くなったりする前半ですが、後半はピトシャンピトショが智恵を使ってオニを退治するのでとても痛快な気持ちになります。最後のページは家に帰ったピトシャンピトショが描かれています。「ピトシャン・ピトショは家でなにを考えているのかな?」とつぶやく子。画家の堀内誠一さんは、子どもが想像する余白をちゃんと残してくれています。”世界でいちばんきれいいな声”はおはなしの対象年齢とピタリと合って、みんな楽しんでくれました。

2024年4月12日 (金)

国分寺キッズステーションおはなし会 3才児クラス 2024年3月

<プログラム>
♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形) ♪たんぽぽ たんぽぽ ♪うぐいすのたにわたり(手袋人形) ♪ずくぼんじょ  『たんぽぽのはら』とうごうなりさ作 福音館書店  『はんぶんこ』杜今日子作 福音館書店  『てつたくんのじどうしゃ』渡辺茂男作 堀内誠一絵 福音館書店  『ねずみのともだちさがし』ヘレン・ピアス作 童話屋  『はしるよでんしゃ』村田エミコ作 福音館書店(こどものとも0.1.2 2024年5月号)  ♪終わりのうた くまさんくまさん(パペット人形)

<感想>
先月の『ねずみのいえさがし』の続編『ねずみのともだちさがし』を読みました。「小鳥は飛んでいくだけだよ!」と作者の思惑通りの言葉が子どもの口から出てきます。丁寧な説明は幼い子どもの理解を助け、絵本の世界に招き入れてくれます。

『てつたくんのじどうしゃ』最後にお母さんを「のせてあげたんだって」と読むと園児たちは「どうやって?」と驚きの反応を示しました。ページをめくるとてつたくんの自動車にお母さんが乗っています。園児たちはとても嬉しくなりました。更に裏表紙を見せると、自動車に乗った二人の後ろ姿が描かれています。園児たちはもっと嬉しくなり、なんだか誇らしい気持ちになりました。


 

2024年4月10日 (水)

国分寺キッズステーションおはなし会 2才児クラス 2024年4月

<2才児クラス>
♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形) ♪たんぽぽ たんぽぽ ♪うぐいすのたにわたり(手袋人形)♪ずくぼんじょ ♪せんべせんべ やけた  『はしるよでんしゃ』村田エミコ作 福音館書店(こどものとも0.1.2 2024年5月号)  『ねこがいっぱい』グレース・スカール作 福音館書店  『どのはないちばんすきなはな?』いしげまりこ文 わきさかかつじ絵 福音館書店 ♪終わりのうた くまさんくまさん(パペット人形)

♪うぐいすのたにわたりは、手袋人形の小鳥さん2羽を使い私がやってみせた後に、園児たちも指を小鳥にして遊びます。うぐいすの声は聴いたことがないけれど、「ホーホケキョ」の声が楽しくてみんなで春を歌います。私が「ケキョ ケキョ ケキョ」と言うと、擬音の楽しさに反応して笑いが出ました。♪ずくぼんじょは、手の中からお手製の土筆をにょきにょき出しただけで、園児たちは大笑い!これもツボだったようです。また、「せんべせんべをやって!」というリクエストが出ました。思えば、1才児クラスの時には、♪せんべせんべやけたを繰り返し遊んでいたのですね。馴染んだわらべうたで遊ぶのもまた楽しいものです。

『ねこがいっぱい」は年齢にピタリと合い、良く出来た絵本です。『どのはないちばんすきなはな?』花の美しさや色に心奪われる絵本です。園児たちはそれぞれに前に出て、どの花が好きと私に教えてくれました。

2024年3月30日 (土)

国分寺キッズステーションおはなし会 1才児クラス 2024年3月

<プログラム>
♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形) ♪たんたん たんぽぽ(手袋人形) ♪たんぽぽ たんぽぽ ♪ちょうちょ かんこ
『たんぽぽのはら』とうごうなりさ作 福音館書店  『こんにちは』わたなべしげお文 おおともやすお絵 福音館書店  『ブルブル ブブブー』にごまりこ作 福音館書店 ♪さよならあんころもち(布) ♪終わりのうた くまさんくまさん(パペット人形)

<感想>
『たんぽぽのはら』は、今年3月に発行されたばかりの新刊です。「あかちゃんのおさんぽえほん みぢかないきもの」シリーズ第3巻で、他には『あっ!てんとうむし』『からすが かあ!』があります。裏表紙には1才からと書かれていて、小さい正方形の厚紙タイプ。本の角は丸く切ってあります。全体的にレトロな懐かしい雰囲気がある絵ですが、幼い子でも自然を認識しやすく、また美しい絵です。文は詩的でリズミカルなので聞いていて心地よい。園児たちは絵本の世界を楽しんでいました。綿毛が飛ぶ様子がとてもきれいです!

『ブルブル ブブブー』も今年2月に発売された絵本です。2009年の雑誌タイプからハード化されました。様々なタイプの運転手と車の組み合わせ、そして音を子どもたちは楽しみました!

1才クラスは4月からおはなし会を始めました。3月には全員がちゃんとお座りしたままで絵本やわらべうたを楽しみました。なんという成長でしょう!おはなし会が終わり、私の元に来た園児に「おりこうさんだったね」と頭をなでなですると、みんながなでなでしてほしいと集まりました。子どもは「いいこ いいこ」と頭をなでてもらうのがとても嬉しいのです。また、来月からは2才児クラスでよろしくね(^^)/💛

2024年3月29日 (金)

国分寺キッズステーションおはなし会 4・5才児クラス 2024年3月

<プログラム>
♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形)  ♪たんたん たんぽぽ  『王さまと九人のきょうだい』君島久子訳 赤羽末吉/絵 岩波書店  ”ねずみじょうど”『おはなしのろうそく 3』東京子ども図書館図書館/編・発行  『ウシバス』スズキコージ作 あかね書房  ♪終わりのうた ろうそくぱっ

<感想>
『王さまと九人のきょうだい』園児たちは初めはこの絵本の世界に入りにくかったのですが、いろいろとわからないことを私に質問をしながら理解しつつこの昔話の世界に入っていきました。園児たちは九人きょうだいのそれぞれのパワーに驚き、最後は悪い王さまはやっつけられスカッとしました。「長い絵本はやだよ~!短いのがいい」と言っていた4才児クラスの男の子、そのうち黙って絵本を聞いていました。

”ねずみじょうど”は、このおはなし、わかるかな~と思いつつ語りました。園児たちは「おむすびころりんと同じだ!」と言っていて、わさわさはしていましたが最後まで聞いてくれました。「これは本当のはなしなの?」「悪いおじいさんはもぐらになっちゃったの?」と本当が嘘なのかを追求して知りたい女の子。先生に聞いていました。私は語り終えてから、絵本『ねずみじょうど』(岩波書店)を見せました。絵本ではおじいさんのそば餅はふたつあることや、悪いおじいさんはねずみの尻尾につかまって穴の中を進む時に「目を開けてる!」など絵本と語りの違いをしっかり指摘していましたから、わかっていたのだなと安心しました。おはなし会の後で、4才児クラスの女の子が「にゃーご、ねこがきた~!」と言って遊んでいました。

今月は5才児クラスの園児たちとは最後のおはなし会でした。1月と2月のおはなし会の時に、最後のおはなし会をとても楽しみにしていると言っていたAくんは、残念なことに3月はお休みでした。「最後はとびきり楽しいおはなし会にしてよね!」と期待してくれていたのに。また、毎回おはなし会が終わる度に私の側に来て「お話会をいつもありがとうございます」とお礼を言いに来てくれていた女の子Bちゃんは「Kさん、4年間おはなし会をありがとうございました」と丁寧な挨拶をしてくれました。私が抱きしめて「元気でいてね」と言うと、「Kさんもお元気でいてください」と返してくれました。卒園おめでとうございます。絵本とおはなしで楽しかったね。皆さん、どうぞ元気でいてください(^^)/💛

2024年3月20日 (水)

国分寺キッズステーションおはなし会 2024年3月 2才・3才児クラス

<2才児クラス>♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形) ♪くまさんくまさん(パペット人形)(リクエスト) ♪にぎりぱっちり ♪たんたん たんぽぽ  ♪たんぽぽ たんぽぽ  『くまさん』まどみちお詩 ましませつこ絵 こぐま社  『おしりじまん』齋藤槙作 福音館書店  『ぼくのくれよん』長新太作 銀河社  『ねずみのいえさがし』ヘレン・ピアス作 童話屋  ♪終わりのうた くまさんくまさん(パペット人形)

<3才児クラス>♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形) ♪たんたん たんぽぽ  ♪たんぽぽ たんぽぽ  『くまさん』  『おしりじまん』  『こすずめのぼうけん』ルース・エインズワース作 福音館書店  ”小さな自動車、中くらいの自動車、大きな自動車”『おはなしかご 小さなおはなし集1』  『ぼくのくれよん』  『ねずみのいえさがし』  ♪終わりのうた くまさんくまさん(パペット人形)

4月からストーリーテリング(素話)を聞く3才児クラスの園児に向けて、初めての短いおはなしを語ってみました。遠くを見るような目で最後まで聞いてくれた男の子が、「それから先はないの?なーんだ」と言いました。しっかりおはなしが聞けるのね。良かった。4月からは毎月おはなしを聞いてくださいね!

2024年2月29日 (木)

国分寺キッズステーションおはなし会 2才・3才児クラス 2024年2月

<2才児クラス>
♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形) ♪くまさんのおでかけ(パペット人形) ♪だいこんつけ ♪うちのうらのくろねこは(パペット人形) ♪ねんねんこねこ(パペット人形)『子ども詩集わくわく』童話屋 岸田衿子詩  『まあるくなーれ』鈴木智子作 福音館書店(こどものとも2019年9月号)  『ころころころころ』元永定正作 福音館書店  『いちご』平山和子作 福音館書店 2回  『ぶるばびぶーん』ささきしゅん作 福音館書店 2回 ♪にぎりぱっちり ♪終わりのうた くまさんくまさん(パペット人形)

<3才児クラス>
♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形) ♪くまさんのおでかけ(パペット人形)2回 ♪だいこんつけ ♪ねんねんこねこ(パペット人形)  『まあるくなーれ』 『いちご』2回  『もりのなか』マリー・ホール・エッツ作 福音館書店  『ぶるばびぶーん』2回 ♪終わりのうた くまさんくまさん(パペット人形)

『いちご』は2才児・3才児ともとてもよく見ました。対話型の倭国語の美しい響きを静かに聞き、じっといちごの成長を見守ります。アリやテントウムシを見つけもします。絵も文もいちごの成長を誠実に真摯に描いていて、それは子どもたちにもしっかり伝わっているのです。

『もりのなか』とても元気で活発な男の子が多い3才児クラス。この絵本を読み始めると急に静まり、絵がよく見えるようにけんかもせず静かに見える位置に座りました。白黒の絵が奥深い森の情景を感じさせます。私が「もりのなか」とタイトルを読み、ページをめくると、ひとりの男の子が「こわい!」と言いました。白黒で描かれたこのような絵は見たことがなかったかも知れません。動物たちの様子を静かにじっと見守ります。ウサギの位置を確かめ、みんながいなくなるところには納得した様子。主人公の男の子が「また、こんどきたとき さがすからね!」の言葉が効いています。

『ころころころ』色玉といっしょに子どもたちもころころと転がって行ったような気持ちになりました。

2024年2月16日 (金)

国分寺キッズステーションおはなし会 2024年2月 1才児クラス

<プログラム>
♪はじまりのうた くまさんくまさん(パペット人形)、♪こども風の子、♪だいこんつけ、♪うちのうらのくろねこは(パペット人形)、♪ねんねんこねこ 岸田衿子詩『こども詩集わくわく』童話屋より(パペット人形)  『まあるくなーれ』鈴木智子作 福音館書店(こどものとも0.1.2 2019年9月号)  『まるくておいしいよ』小西英子作 福音館書店  『おつきさまこんばんは』林明子作 福音館書店 ♪ととけっこう(手袋人形)、♪さよならあんころもち、♪終わりのうた くまさんくまさん(パペット人形)

<感想>
『まあるくなーれ』は、わらべうたの♪まあるくなーれの歌が使われています。「まあるくなーれ まあるくなーれ いちにのさん」と歌い、ページをめくると猫やリスやハリネズミが丸くなった姿で現れます。なんと最後は大きいパンダまで丸くなります。動物といっしょに園児たちも丸くなりました!ハード版が出ていないのですが、是非ハード版を出してほしいと思います。『まるくておいしいよ』『おつきさまこんばんは』と、今回は”まる”をキーワードにプログラムを作ってみました。

国分寺キッズステーションおはなし会 4・5才児クラス 2024年2月

<プログラム>
♪はじまりのうた ろうそくぱっ、♪あめこんこん ゆきこんこん  『きらきら』谷川俊太郎文 吉田六郎写真 アリス館  『ぽとんぽとんはなんのおと』神沢利子作 平山英三絵 福音館書店  ♪だいこんつけ  ”赤ずきん”『子どもに語るグリムの昔話5」こぐま社  ♪終わりのうた ろうそくぱっ
<感想>
わらべうたの♪あめこんこんをみんなで歌いました。園児から質問「どうして、お寺はちっと降れなの?」すると、「あっ、お賽銭箱が濡れるからだ!」お金が濡れると大変だと思ったのですね。『きらきら』は美しい雪の結晶を集めた写真絵本です。初めのページをめくると、「これは結晶だよ!」とてもよく知っています。「なだれってなに?」という質問は、次に読んだ絵本『ぽとんぽとんはなんのおと』に出てくる場面で活かされました。

グリム童話から”赤ずきん”を語ってみました。”赤ずきん”は、”おおかみと七ひきの子やぎ”と比べると結末のところの理解がやや高度です。”オオカミと七ひきの子やぎ”では、最後にオオカミが井戸で溺れて死んでしまい、それを見たヤギたちは井戸に駆け寄って「オオカミが死んだ!オオカミが死んだ!」と叫びます。自分たちを襲う悪いオオカミはもう二度と現われないことへの喜びが溢れています。聞く子どもたちはそれを聞いて深く安心します。”赤ずきん”ではそこまで強い喜びの表現はなかったですね。園児たちは「オオカミは死んだの?」と確認し、「オオカミが死んで良かった」と安心していました。

一番強い反応は、冒頭にある「一番かわいがったのは、この子のおばあさんでした。」のところです。一番赤ずきんを可愛がるのがパパママではなくおばあさんというところに「エッ~!!」と驚いたのでした。

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